HONDA(ホンダ) CBX550Fメーター修理＆レストア

作業内容

担当者コメント

今回ご依頼いただいたのは、1980年代のホンダの傑作、CBX550Fのメーター一式の完全レストアです。インボードベンチレーテッドディスクブレーキという先進的な機構を装備し、当時の若者たちを熱狂させたこの絶版車にとって、鮮やかなメーターはコックピットのシンボルであり、オーナー様の誇りでもあります。今回のミッションは、その輝きを新車当時へと呼び戻すことでした。

ご依頼時の画像をご覧ください。長年の紫外線や経年劣化により、速度計、タコメーター、そして中央の燃料計に至るまで、メーター全体がくすんでしまい、特にCBX550Fの特徴である赤とオレンジの鮮やかな色合いが薄れてしまっているのが確認できました。そこで私たちは、全てのメーターを分解し、内部機構を修理した上で、文字盤と針の完全なレストアを実施。Before の色褪せた状態から、After画像のように、黒の文字盤に映えるシャープな赤と、くっきりとしたオレンジのコントラストを忠実に再現いたしました。これにより、視認性だけでなく、バイク全体の美観も劇的に向上しています。

CBX550Fのメーターは一体感のあるデザインが魅力ですが、それゆえに速度計、タコメーター、燃料計の文字盤と針の色調を寸分違わず統一することが、レストアの成否を分けます。特に赤、オレンジといった発色の難しいカラーを、新車当時の深みと鮮やかさで再現するには、長年の経験から培われた独自の調色技術と、細部にわたる熟練の塗装技術が不可欠です。当店のレストアは、単なる色塗りで終わらせず、その絶版車が持つ「魂の色」を蘇らせることをモットーとしています。

完全レストアを終えたメーター一式は、まさに時を超えて新車当時へと舞い戻ったかのような輝きを放っています。針の動きも滑らかに蘇り、オーナー様は再びCBX550F本来の走りを安心して、そして誇りを持って楽しむことができるでしょう。あなたの愛するCBX550Fのメーターの色褪せや機能不全にお悩みでしたら、ぜひ当店の「オリジナル完全再現」技術にご相談ください。無料見積もりをお待ちしております。